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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

gravityjp.exblog.jp

ありがとうエキサイトブログ。

2005年6月から2019年3月まで、エキサイトブログで記事を書いてきましたが、別サイトに引っ越します!
新しいサイトはこちらです。
 「グラな日々」
 
ランキングで人気の記事も、順次こちらへ移動します。
(リンクが開けなかったら、新しいサイトでご覧ください)

モノなどの選び方などは、こちらのサイトに移動予定です。
「カヤックを趣味にしよう」
http://gravitykayak.com/
(リンクが開けなかったら、新しいサイトでご覧ください)

始めた当初は、テーマ(ページのデザインや配置、書体)のセンスがわりとよくて、気に入ってました。
長年使い慣れてよかったのですが、いよいよ我慢ならなくなったので変わります。

エキサイトから逃げ出すひとはだいたいこの理由なんだろうなぁ。
覚書として、理由を書き残しておきます。

エキサイト、お世話になりましたー。

● 広告量が年々増えていること。
エキサイトブログはアフェリエイト(表示することで広告料を稼ぐ)ができないので、広告を表示する意味がありません。
読んでくださるかたにとっては邪魔なだけの存在です。
以前は気にならなかったのですが、いろんな場所に貼り付けてあって目障りになりました。
ちなみに、有料会員にならないと広告非表示設定を選べないです。

● 反応が遅い
サーバーの容量が小さいのか、混み合う時間帯は反応が遅くて、記事のアップに時間がかかるようになりました。
そのため作業性が落ちました。

● ランキングは意味をなさない
アメブロなどもそうなのですが、他のブログとのランキングがモチベーションになっていい記事を書いてもらおう‥という思惑なのでしょうけれど、アナリティクスがあるのでもういらないです。
 
● 商品紹介に制限がある
ブログで稼ごうとは思っていないのですが、制限があるのは使いづらい。






# by gravity-jp | 2019-03-25 11:17

流れに乗ると、案外忙しい。

中級クラスは、ダウンリバーをします。

今回は、はじめて川を下る中級Aクラスです。
前半は、静水で基本のパドリング。
流水で止まる、横切る動きをおさらい。

後半は、いよいよ川下りです!

***

流れに乗ると、案外、スピードが出たかんじがします。
というのも、流れの速さ+漕ぐスピードなので。
なので、緩やかに流れているところでも、けっこう速く進みます。

中級クラスで下るコースは、途中、岩の間を狙って下ったりします。
そこで気にしたいのが、ボートの速さ。

思ったよりもずっと早めに段取りをしないと、遅れてしまいます。
離れているように思っても、すぐに近づいてしまいます。

いざ、流れに乗ったら、早め、早めの行動が大事。
右によったり、左によったり。
ボートの向きの準備も、自分のタイミングよりも早いです。

なんだか仕事とかイベントの段取りに似ていますね。
慣れていないうちは流れがよくわからないので、あれよあれよという間に時間が過ぎてしまうかんじ。
慣れてくるに従って、抑えるべきポイントがわかってきます。

まずはその流れを体験してもらいました。
後半は慣れてきて、いいタイミングでコントロールできてきました。

Hさんは、真ん中にしっかり乗れていて、スピードがしっかり出せていました。岩に乗り上げても落ち着いて対処できたのも、よかったです。
Kさんは、単純に「見る」のができると、落ち着いてコントロールできていました。パドリングもばっちり。あとはモリモリ進められるようになると、さらに安定しますね。
流れに乗ると、案外忙しい。_e0008207_09264479.jpg
次回は、岩などの避け方をやります!
またお待ちしていますー。

***

グラビティは、川下りに慣れていない方対象のクラス(中Aクラス)があります。
川下りで大事なこと、例えば安全に下る注意点、快適に下れる流れの読み方(深いところ、浅いところ)など、基本的なことからやっています。

春は新しいことを始めたくなりますね。
川下りは、楽しいですよ。

GWも予約を受付開始しました!

# by gravity-jp | 2019-03-10 00:24

ダウンリバーにもフリースタイルにも効く、「メタ思考」

流れに慣れていないと、ほんろうされる。
ボートのコントロールが乱れる。

なぜ、ほんろうされるのだろうか。

一番の原因は、「こうなるだろう」と思い込んでいるから。
だから曲がった(曲げられた)ときに、あわてるのです。

はじめから「曲がるだろう」と思っていると、案外うまくいく。
曲がろうとするボートの気配を感じられるので、早めに対処できるようになるから。
場数を踏むほど、コントロールできるようになっていく。

思い込みは、視界も狭くしてしまう。
なので、思わぬ動きをボートがすると、対応が遅れる。

自分を俯瞰で考えられるくらいに視界が広ければ、たとえ曲がったとしても帳尻合わせしやすい。
最終的に目的地へ向かえればいいのだし、心に余裕が出てくる。

フリースタイルでは、自分を俯瞰でイメージできると、力みがとれて動きやすい。
回そう、と自分本位の考えになってしまうと、水の動きを利用しにくいからだ。
また、自分の位置が把握しやすいので、スポットから落とされにくくなるようだ。

流れに慣れると、視界が広くなり、曲がろうとする動きを早めに察知できるようになって、コントロールできるようになってきます。
フリースタイルでも、ボートのようすがわかるので、次の動作を準備しやすい。

思い込みの罠、視界の罠、早めに抜け出せるといいです。
「メタ思考」については、この本がおすすめ!


カヤックに限らず、ヒントになること請け合いです。

***

流れ入門クラスを開催しました。
ネコヤナギが春を感じます。
ダウンリバーにもフリースタイルにも効く、「メタ思考」_e0008207_09403055.jpg
マンツーマンだったので、基本からじっくりと。
曲がっても、行き先を見られるようになると、コントロールしやすくなりますね。
また次回、お待ちしています!

# by gravity-jp | 2019-03-09 16:51

カヤックは、自分、パドル、ボートの3つ

静水ドリル
流れのないところで、基本ストロークを磨きます。

雨で寒かったのですが(2月の晴れた日よりも寒かった!との感想も)、やりました。
濡れてオッケーなドライスーツを着ていれば、無問題!
しかも静水練習はひっくり返らないから、暑くなるし!
カヤックは、自分、パドル、ボートの3つ_e0008207_21544306.jpg
いざ漕ぎに出てみると、うっとりするようなこの景色。
雨の日は雨で、ステキなんですよね。

参加したのは、自分の漕ぎにじっくり向き合いたいというSさんと、1月の太郎さん講習のおさらいをしたいというWさんのおふたり。

***

今回の静水ドリルでは、3つのパートに分けて漕いでみました。

 ① 身体の使い方
 ② パドルの使い方
 ③ ボートの使い方

カヤックは道具を使ってやるスポーツなので、道具をどう使うか、それに効率よくチカラを伝えていくにはどう意識をすればいいのか、がポイントになります。

① 身体から道具に、ちゃんとチカラを伝えられること
重心、踏み込む。
チカラを伝えるには、この2点が特に大事。
身体のタイプによって、踏み込みやすい場所が違うので、そこを見つけるのも狙いの一つ。

② パドルを効果的に使うには
どの角度、どんな形で使えば、一番ボートを動かせるのか。
そこにフォーカスして練習しました。

③ ボートのどの部分に水圧を作ると、どう動くのか
ボートが一番水を受ける面積が大きいです(©太郎さん)。
小さな面積のブレードで動かそうとするよりも、ボートに当たる水をコントロールしていく。
そのためには、リーン(傾け)の安定が必要。

①はベースになる部分なので、何度か立ち戻りながら②と③を練習していきます。

流水では、自分理由でちゃんと動かないのか、水の動きでちゃんと動かないのかの判断がつきにくかったりします。
静水練習は、自分理由のクセや課題が見つかるので、すごくおすすめです。

左右の違い。
基本の見直し。
ちゃんと動かせるいい感覚。

***

次回の静水ドリルは、お申込みがあれば3/24(日)に開催できます。
静水練習は、発見があって楽しいですよ!

# by gravity-jp | 2019-03-03 14:25

ボートのどこに水を当てる?

さて、質問です。

リーン(ボートの傾け)は、なんのためにやってるんでしょうか?

転ばないため、だけではないです。
リーンをしていても転びますし、逆にリーンが原因で転んだりもします。

いくつかあるうちのひとつは、
 ボートの狙った部分に水を当てるため、
です。

自分から水に当てていけば、ボートが予想外の動きをしにくくなります。
さらに、受ける流れのチカラを使ってボートを動かしてもらえます。

水をボートに当てていくには、勢いが必要。

自転車やスキーを思い浮かべるとわかりやすいのですが、止まった状態で傾けても、バランスを崩すだけですよね。
それと一緒で、ボートも動いている状態でやったほうが、安定して傾けられます。

なので、リーンをするためには勢いをつけたいです。
そのためには、フォワードストロークでしっかりとボートを前へ進められること。
これが大前提です。

基本的には、ボートの真ん中へ、圧をかけていきます。
今回は、2つのリーンを練習しました。

1 下げている側へ曲がる
2 上がっている側へ曲がる

同じリーンをしていても、ボートのどの部分に水を当てるかで、曲がり方が変わります。
これが理解できると、流れの中でもボートコントロールをしやすくなります。

まずは、リーンの基本から。
左右どちらを漕いでも、同じリーンを保ちます。

漕ぐたびに、漕ぐ側が下がったり、強弱がついたりしないようにします。
普段からリーンを意識しないでいると、無意識に左右に傾きながら漕いでたりします。
また、真ん中に乗れていないと、バタバタしやすい。

一定のリーンができたところで、1と2の練習をしました。
1は、ボートの形状を利用してカービングしながら曲がっていくイメージ。
2は、ズレるような滑るような感覚で曲がっていきます。
当てる位置によって、ボートの挙動が変わるのがわかります。

その感覚がわかったところで、流水へ。

今回は1のリーンを使いながら、ダウンリバー。
流れの中で、どの水にボートを当てるのか。
エディ内では、どこに当てていく意識をもつのか。

積極的に当てにいく感覚がわかると、ボートをしっかりコントロールできるので、安定感が増します。
真ん中に乗る、ボートをしっかり進める、ボトム(おしりの下)に水を当てにいく。
川下りしながら、いろんな流れで実践。
ボートのどこに水を当てる?_e0008207_00224202.jpg
意識しつづけるのに疲れるので、途中で休憩~。
すっかり春の日差しです。

Yさん、リーンがすごくスムーズ!滑るように流れの中で動かせていました。
Tさん、スピードが出ているのと、真ん中を踏めてるので、安定感がありました。課題は角度ですね。ボートの声を聞いてください。
Nさん、後半はリーンが安定して、ボートが走るようになりました。水の動きも感じられると、リーンの切り返しどころがわかってきます。水と仲よく!

***

春めいてきましたね。
グラビティはもりもり講習をやっています!
春の雪解けシーズンに向けて、パドリング、リーニングを練習しませんか?
安定したボートコントロールを目指しましょう。

# by gravity-jp | 2019-03-02 20:31 | ダウンリバーテクニック