中BCクラス。
まだまだ水が多め。
流れの強いところでグラグラしがちだったので、今回はリーン(ボートの傾け)をやりました。
リーンのポイントは、「傾けようとしないこと」。
大事なことなので、もう一度言いますよ。
「 傾 け よ う と し な い こ と 」です。
なんだか禅問答みたいですね。
傾けようとすると、流れを無視して自分勝手に傾けてしまいがち。
ガッチガチにリーンを固めるかんじになります。
そんなんじゃあ、流れの複雑なところでは反応しきれません。
「傾け」というと、どうしても自分主体な動きをイメージしてしまいますが、
いちばんぴったりする表現としては、
ボトム面を水圧に合せる
ってかんじでしょうか。
柔らかく繊細なリーンをするためには、お尻センサーがとても重要。
お尻の下で動いている水を感じるのです!
人間の感覚って不思議なもので、意識するとだんだんと、水の動きをお尻で感じられるようになります。
最初は強いか、弱いか、の単純な水圧だけなのが、意識していくうちに微妙な強さ、弱さがわかってきます。
大事なのは、感じようとすること。
これはダウンリバーに限らず、スポットプレイでもとても重要なこと。
面を合せる感覚がわかるとエッジに水を当ててしまうことが減り、スポットから落とされにくくなります。
水の動きを意識して、お尻センサーの感度を上げましょう。
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