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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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御岳ダウンリバーキャンプ 一日目


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今年は連休が長いので、カヤック合宿(正式名称:御岳ダウンリバーキャンプ)をやってみました。
二日間で川下りのことをじっくりできるので、いろんなことが深掘りできますね。
今回は台風18号の影響で、まだまだ水位が高く、残念ながら川下りはできなかったのですが、基本ストローク、水の動きを理解すること、転ばずに川下りするポイントなどについて、練習できました。

普段は一日ごとの講習なのですが、こうやって二日間かけると、講習の流れを作れるので、理解が深まりますね。

***

初日は、静水@白丸で「基本ストローク」と「水の動きを知る」こと。

基本ストロークはボートをしっかり動かすには、とても大事なこと。
スイープストロークとフォワードストロークは、初心者体験クラスで練習する漕ぎ方ですが、実は奥がとっても深いのです。

今回じっくりと練習したのが、
 体幹を使う
 重心を意識する
のふたつ。

特に腕力のない女性や子供は、体幹を使って漕げると、流れの強いところでもしっかりボートを進められるようになります。
腕力のある男性は、より強くボートを動かせるようになるので、川下りに余裕ができます。
体軸や重心など、大事なポイントに焦点をしぼって繰り返し練習しました。

初日後半は、
 流れを知る
こと。

ボートを止めるには、止まってる水がどこにあるのかを知ることが大事。
地形を見て、予測します。

流されずに横切るための、水の勢いとパドリングとのバランス。
水の強さに応じて、どうボートを動かすのがいいのか、感覚で覚えます。

ボートの傾け。
何に対してボートのどこを向けるのがいいのか。
水の動きがわかると、ボートをどう傾けたらいいのかがイメージできるようになります。

そして、エディラインの越え方。

エディライン(2つの流れがぶつかっているところ)を越えるときに、転びやすいです。
逆を言えば、ここさえしっかり越えられるようになれば、川下りではかなり沈(ちん:ひっくり返ること)しなくなります。

特にエディライン間際の水の動きがわかると、
● なぜエディライン上で回してはいけないのか
● なぜ直角に流れから出たほうがいいのか
● なぜエディライン間際でボートを止めたり回したりしてはいけないのか
などがわかります。

この水の動きがわかってからは、みなさんちゃんと
● エディラインは回さずに一気に越えきる
● 直角に越えきる
● エディの奥まで減速せずにボートを進める
が意識できるようになりました。

***

夜は芋煮鍋!
Oさんにお手伝いいただき、みんなで晩ごはん。
鍋がおいしい季節になりました。


***

グラビティは‥
● 初めてでも大丈夫!カヤック初心者体験クラスを開催しています。
 もちろん道具はレンタル付き。着替えを用意するだけ!
● 中級者向けのソフトやハードが充実。
 伸び悩みを感じる、漕ぎ友達を探したい、など中級クラスからの参加もOKです。
● ロール講習 は毎月最後の週末と平日に開催。ロールスランプのかたもどうぞ。

by gravity-jp | 2015-09-21 16:00 | カヤックツアー
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