今年は連休が長いので、カヤック合宿(正式名称:御岳ダウンリバーキャンプ)をやってみました。
二日間で川下りのことをじっくりできるので、いろんなことが深掘りできますね。
今回は台風18号の影響で、まだまだ水位が高く、残念ながら川下りはできなかったのですが、基本ストローク、水の動きを理解すること、転ばずに川下りするポイントなどについて、練習できました。
普段は一日ごとの講習なのですが、こうやって二日間かけると、講習の流れを作れるので、理解が深まりますね。
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初日は、静水@白丸で「基本ストローク」と「水の動きを知る」こと。
基本ストロークはボートをしっかり動かすには、とても大事なこと。
スイープストロークとフォワードストロークは、初心者体験クラスで練習する漕ぎ方ですが、実は奥がとっても深いのです。
今回じっくりと練習したのが、
体幹を使う
重心を意識する
のふたつ。
特に腕力のない女性や子供は、体幹を使って漕げると、流れの強いところでもしっかりボートを進められるようになります。
腕力のある男性は、より強くボートを動かせるようになるので、川下りに余裕ができます。
体軸や重心など、大事なポイントに焦点をしぼって繰り返し練習しました。
初日後半は、
流れを知る
こと。
ボートを止めるには、止まってる水がどこにあるのかを知ることが大事。
地形を見て、予測します。
流されずに横切るための、水の勢いとパドリングとのバランス。
水の強さに応じて、どうボートを動かすのがいいのか、感覚で覚えます。
ボートの傾け。
何に対してボートのどこを向けるのがいいのか。
水の動きがわかると、ボートをどう傾けたらいいのかがイメージできるようになります。
そして、エディラインの越え方。
エディライン(2つの流れがぶつかっているところ)を越えるときに、転びやすいです。
逆を言えば、ここさえしっかり越えられるようになれば、川下りではかなり沈(ちん:ひっくり返ること)しなくなります。
特にエディライン間際の水の動きがわかると、
● なぜエディライン上で回してはいけないのか
● なぜ直角に流れから出たほうがいいのか
● なぜエディライン間際でボートを止めたり回したりしてはいけないのか
などがわかります。
この水の動きがわかってからは、みなさんちゃんと
● エディラインは回さずに一気に越えきる
● 直角に越えきる
● エディの奥まで減速せずにボートを進める
が意識できるようになりました。
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夜は芋煮鍋!
Oさんにお手伝いいただき、みんなで晩ごはん。
鍋がおいしい季節になりました。
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グラビティは‥● 初めてでも大丈夫!カヤック初心者体験クラスを開催しています。 もちろん道具はレンタル付き。着替えを用意するだけ!● 中級者向けのソフトやハードが充実。 伸び悩みを感じる、漕ぎ友達を探したい、など中級クラスからの参加もOKです。
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ロール講習 は毎月最後の週末と平日に開催。ロールスランプのかたもどうぞ。