中Bクラス。
天気もよくて、日なたはポカポカでした!
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今回のテーマは、水のキャッチ。
そのために、スカーリングをやりました。
スカーリングとは、横へ移動するパドル操作のひとつ。
ヨットが風上に移動できるのと近い理屈で、動かす方向に対してブレード面を斜めに向けることで、横移動するストロークです。
スカーリングの動きは、何にどう使うっていうのがイメージしづらいと思います。
横へ移動することって、そうそうあることでもないし。
でも、スカーリングはいろんなところで役立ちます。
ブレードの微妙な感覚を覚えられる
ブレードを水から一切上げずにボートをコントロールし続けられる
絶え間なく動かすことで、浮力を作り続けられる
‥などなど。
中・上級者になればなるほど、応用が効くテクニックなのです。
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今回のスカーリングをする目的は、ブレード操作を覚えるため。
スカーリングは、ブレードで水を捕まえすぎると回ってしまい、逃しすぎるとスカスカしてボートは動かないです。
ちょうどいい水の捉え加減で横方向へ移動し続けられるのが理想。
また、パドルの使い方も重要。
パドルが寝てしまうと、同じ動作をしてもボートは大きく動いてくれません。
できるだけ、垂直に近い形でパドルを構えたいです。
ストロークも長いほうが、ひとつの動作で大きくボートが動きます。
そのためには、上半身がパドル側に向いていることがとても重要。
身体の正面近くにパドルがあることで、可動範囲が広がります。
ブレード使い、パドル使いがうまくなると、水のキャッチの感覚がすごくよくなります。
ブレード面の微妙な圧(手応え)を、感じられるようになるからなんですね。
スカーリングを練習してからフォワードストロークをすると、しっかりブレードが刺さって、ボートの進みがよくなります!
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後半はそれをふまえて川下り。
ほぼ毎週漕いでいるTさん、ボートの真ん中に乗れるようになってきました。
水のキャッチもよくなって、安定感が増しましたね。
次回は、もうちょっと小さいエディへ入る練習をします。
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グラビティは‥
● 中級者向けのソフトやハードが充実。 伸び悩みを感じる、漕ぎ友達を探したい、など中級クラスからの参加もOKです。
水位の低い今だからこそ、基礎をみがこう!
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12~3月のロール講習 は中Bクラスの中でやっています。ロールスランプのかたもどうぞ。