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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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長いボートでも軽く回すコツ

中Bクラス

曇りのち雨の予報でしたが、日差しが出てポカポカ~。
カヤック日和となりました。
長いボートでも軽く回すコツ_e0008207_19382822.jpg
下ったのは、御岳小橋~沢井コース。
冬の渇水時でも流れが深く、エディラインもはっきりしている区間です。
し、か、も、 
 日当たりがいい!
風が吹きにくい地形なので、晴れた日は冬でもポカポカなんですよね。

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ちょっと長めのボートでも、軽くツルリと回すには、ポイントが二つあります。
 1 真ん中に乗る
 2 体軸がその上に載っている

例えば、回転の内側に体軸ごと倒すと、回転半径が大きくなります。
また、進む方向とリーンが連動してしまうので、流れの複雑なところや流れの速いところでは、流れに応じたリーンのかえかえがしづらくなります。

コンパクトに回すには、ボートの真ん中に乗って軸が立ち上がっていると、独楽のように軽く回ります。

バランスを崩さないようにと構えて前傾姿勢をとると、軸が立ち上がらないので、ボートも回りにくいです。
軸を立ち上げるイメージで身体を起こしたほうが、ボートのコントロールをしやすく、視界も広くなります。

ちなみに状況によっては、重心位置を変える方法もあります。
バウに水を当てる、スターン側に水を当ててターンするときには、前後に重心位置を変えます。
流れの幅が狭く、横へ慣性をつけにくい地形のときには、ボートの上で左右に重心移動させて横方向への慣性を作り出したりします。

体軸と重心。
これはダウンリバーのときだけでなく、ホールでスピンをやるときにも同じです。

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流れの強いところでも、軽く動かせるようになると、余裕をもって下れますね!
動画を使って、動かせているときと、うまくいかないときの違いを解説しました。
自分の感覚で「いいな」と思うときにどんな姿勢なのか、「なんだか回らないな」というときはどんな姿勢なのか、違いがわかると意識的になれますね。

冬の講習では、川から上がったあとの動画解説&座学が好評です。
ダウンリバーだけでなく、瀬遊びでも動画解説をやっています。

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グラビティは‥
 伸び悩みを感じる、漕ぎ友達を探したい、など中級クラスからの参加もOKです。
 水から上がったあとは、動画での解説をしています。課題が明確になって、練習ポイントをつかみやすいです。
 水位の低い今だからこそ、基礎をみがこう!
● 12~3月のロール講習 中Bクラスの中でやっています。ロールスランプのかたもどうぞ。
● 刺し系だけの静水ドリル@タテ系や、サーフィン講習スピン講習など、やりたいことだけの集中講習もあります。

by gravity-jp | 2016-12-13 15:00 | パドリング
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