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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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握るのはほどほどに

中BCクラス
台風5号が接近中。
朝は、ほんとうに近づいてるの?と思うくらいの晴天。

参加されたのは、千葉からいらしたOさん。
握るのはほどほどに_e0008207_19062414.jpg
今回の隠れテーマは、「ブレード面に水のあたりを感じる」。

水を完全につかまえる100%から、完全にスライスして切る0%までの間で、ブレードの角度をコントロールしていきたいです。
ブレード使いが上達すると、水のキャッチが強くなって、ボートをもりもり動かせるようになります。
また、ラダーの効きがよくなるので、ボートの勢いを削がずにコントロールできるようにもなります。
その他いろいろと、パドリング力全般がぐっと上がります。

ブレード使いがうまくなるには、スカーリングをやるのが早道。
ボートが回ってしまうのは、捕まえすぎ。
水を切って手応えがなければ、逃しすぎ。
微妙に角度を調整して、バウが左右に振れないように、真横へ動かす練習をします。

スカーリングの練習をするときには、ゆっくりと。
そしてブレードは、深く全体を刺すように。

ブレードにどう水が当たっているのかを感じることが大事なのですが、そのためには
 握 り す ぎ な い
のがとっっても大事!

そう、強く握っちゃうと、微妙なタッチを感じ取れないのです。

だから、ギュウウウウッと強く握っちゃってるひとは、ブレード面にあたっている水の動きが感じられずにバシャバシャな漕ぎになってしまうのです。

ロールのときに首や肩にチカラが入っているのも、一緒。
力みがブレード面からの情報を分断してしまって、ブレードの適切な向きを感じとれません。

最低限の強さで、持つといいです!
微妙なタッチを感じたいですね。
体力温存のためにも、ラクに握るのは大事ですよ。

あ、カヤックとはまるで関係ありませんが、この本、なかなかおもしろかったです。
寿司屋が舞台の小説。
握るのは、お寿司だけじゃなくて、弱みも。
小さなお店をチェーン店にするケーススタディとしても、読み応えあり。
特に夢を実現するには、できない理由を並べるのではなくて、実現できる方法を考えるってところは、何にでもあてはまります。
一気読みでした。


***

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by gravity-jp | 2017-08-07 15:29 | パドリング
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