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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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流れの速い川を漕ぐ その1

中Aクラス
-2.09@調布橋。
水位はまだまだ高いです。

午前中は白丸で。
白丸ダムは放流中なので、通常よりも水位は低めで流れが強いです。
ボートの止め方を徹底的に練習。

というのも、流れの速いところでは、いかにボートを確実に止めるのかがとても大事なのです。
ボートを止められないと、(行きたくなくても)下っちゃいますから!

確実に止めるには、
 地形を見て流れの止まっているところを予測する
 ↓
 止まっている部分を見続ける
 ↓
 近づきながら水面のようすから止まってる部分を確認する
 ↓
 最後の最後まで、ボートをコントロール
 ↓
 油断しないで確実にとどまる
といった手順。
どれが抜けても、流れの速いところではボートを止めそびれてしまいます。

特に大事なのが、
 目標を見続ける
 ボートの向きをコントロールし続ける
と、ふたつのことがらを続けること。

目線を切ったり、ボートを修正できなかったりすると、たちどころにコントロールを失います。
複雑な水の動きや、流れの強さを読みきれないときに、ふたつの「続ける」が難しくなります。
複雑な水をやり過ごすまで、流れの強いところは流されつつも、「続ける」意識を持ちたいですね。
ああこれって、人生と一緒かもね(笑)。

今回参加のSさん、Tさん、Oさん、しっかりボートを動かせて安定感がありました。

***

午後は、沢井から楓橋までのミニミニコースをダウンリバー。

流れの速いところでは、「流されてる!!!」と慌ててしまいがち。
そうすると、パドリングがバタバタします。

バタバタしたパドリングは、水のキャッチが甘く、手漕ぎになることが多いです。
そんなパドリングでは、思うようにボートが進みません。

流れの速いところほど、
 丁寧にキャッチ
 体幹を動かしてパドリング
を意識したいです。

平常心。
平常心。
焦ろうとする気持ちとの戦いです(笑)

***
流れの速い川を漕ぐ その1_e0008207_20003166.jpg
無事、ノー沈で終了。
初めての場所、初めての強い流れは、緊張しますね。
お疲れさまでした。

***


流れに慣れていない中Aクラス、より正確なボートコントロールを目標にした中Bクラス、流れをもっと楽しむ中BCクラスなど、レベルに合わせて講習をしています。
中級クラスからの途中参加も、歓迎します!
 脱・初心者。もっと上達!

by gravity-jp | 2017-11-05 16:39 | パドリング
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