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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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流れの速い川を漕ぐ その5

中BCクラスは、水位高めの川をダウンリバーしました。
流れの速い川を漕ぐ その5_e0008207_18595243.jpg
水位が高いと、流れも速く、強くなります。

注意したいのが、流れに対しての角度。
流れの強いところで流れと平行にしてしまうと、流れに乗せられてしまいます。
一旦乗せられてしまうと、流れから抜け出しにくくなります。

通常水位でもそういう現象は起きているのですが、パドリングの強さでなんとかなってることも多いので、自覚しづらいです。
増水したりしてパワーのあるところでは、パドリングの強さでは太刀打ちできないため、ままならなさを感じます。
だから流れの速い川では、角度のコントロールを丁寧にしていきたいですね。

流れの強いところは主に、
 本流エディライン間際
です。

そういった強いところでボートが流れに対して平行にになると、
 曲がらない、曲がれない
 下ってしまう
 沈しやすい
と、なんともコントロールしづらい状況になります。

本流に乗りたい時以外は、ボートを真っ直ぐにしないほうが左右へ動かしやすいです。

エディライン間際も一緒。
ボートを真っ直ぐにしてしまうと、エディラインを越える角度を作らせてもらえません。
できるだけエディライン間際の流れに乗らないように近づいて、角度を作って一気に越えていきたいです。

そのためには、事前の段取りが必要。
流れが速いからこそ、前もってどう動くかを逆算できるようになると、流れに影響されずに角度のコントロールをしやすくなります。

***

今回は放水口から軍畑までのロングコースを川下り。
後半は目も慣れて、いい角度を作れるようになりました!

この時期にしては高めの水位も、11月後半で終了。
台風の影響が今回は長かったですね。

***

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水位が低く安定している時期だからこそ、基礎から見直したいです。
冬の地味練が、来シーズンに活きます。
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by gravity-jp | 2017-11-16 18:26 | ダウンリバーテクニック
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