人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

gravityjp.exblog.jp

左手、ちゃんとずらしてる?

左手のフェザリング。
45°とか30°のパドルでも、必要な動き。

フェザリングしないと、
上からパドルを持つ形になるので、脇が空きます。
パドルが身体の正面から外れやすい。

右を漕ぐときは、左手が押し手になります。
そのときに左手のフェザリングができていないと、ちゃんと体幹を使って押せないのです。

腕の構造から考えるとわかりやすい。
左手、ちゃんとずらしてる?_e0008207_20292712.jpg
腕の二本の骨(橈骨と尺骨)の延長線上にパドルがあると、身体の中心から押し出しやすいです。
左手、ちゃんとずらしてる?_e0008207_20294422.jpg
左手のフェザリングをせずに、腕の二本の骨からパドルがずれていると、手首に負担がかかります。
この形で負荷をかけ続けると、手首を傷めたり、ばね指になる遠因となります。

左手の中でパドルを滑らせる動きができると、ブレードの角度のコントロールもしやすくなるので、キャッチがよくなります。
握りっぱなしだと、ブレードが水面を叩くような角度で着水するので、バシャバシャと水しぶきばかり立って、漕いでるわりには進まないパドリングになりがち。
水しぶきが立ってるひとは、左手のフェザリングをちゃんとやってるかどうか、確認してみるといいかもしれません。
特に右で漕ぐ時の左手のフェザリングは、大事ですー。

パドルの選び方」で書いているとおり、曲がったパドルを使っているひとに、フェザリングをしないで漕いでるひとが多いようです。

***
左手、ちゃんとずらしてる?_e0008207_20320465.jpg
半年ぶり?に参加されたUさん。
川下りはライン取りもばっちりで、いい判断ができていました。
左手のフェザリング、意識してみてくださいねー!

***

だんだんと寒くなってきますが、スクールはもりもり開催中!
* 年末は12/31(日)まで、1/3(水)初漕ぎ、1/4(木)御岳山登山初詣、講習は1/5(金)からです。
 講習スケジュール
* 宿泊、ギアのお受け取りもできますので、遠方からの参加もウエルカムです~。
* 中級クラスからの参加も歓迎します。
 「どのクラスから参加したらいい? Q&A」

by gravity-jp | 2017-12-15 19:40 | パドリング
<< 見たかんじと実際のスピード感 自分の判断で川を下る >>