左手のフェザリング。
45°とか30°のパドルでも、必要な動き。
フェザリングしないと、
上からパドルを持つ形になるので、脇が空きます。
パドルが身体の正面から外れやすい。
右を漕ぐときは、左手が押し手になります。
そのときに左手のフェザリングができていないと、ちゃんと体幹を使って押せないのです。
腕の構造から考えるとわかりやすい。
腕の二本の骨(橈骨と尺骨)の延長線上にパドルがあると、身体の中心から押し出しやすいです。
左手のフェザリングをせずに、腕の二本の骨からパドルがずれていると、手首に負担がかかります。
この形で負荷をかけ続けると、手首を傷めたり、ばね指になる遠因となります。
左手の中でパドルを滑らせる動きができると、ブレードの角度のコントロールもしやすくなるので、キャッチがよくなります。
握りっぱなしだと、ブレードが水面を叩くような角度で着水するので、バシャバシャと水しぶきばかり立って、漕いでるわりには進まないパドリングになりがち。
水しぶきが立ってるひとは、左手のフェザリングをちゃんとやってるかどうか、確認してみるといいかもしれません。
特に右で漕ぐ時の左手のフェザリングは、大事ですー。
「
パドルの選び方」で書いているとおり、曲がったパドルを使っているひとに、フェザリングをしないで漕いでるひとが多いようです。
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半年ぶり?に参加されたUさん。
川下りはライン取りもばっちりで、いい判断ができていました。
左手のフェザリング、意識してみてくださいねー!
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だんだんと寒くなってきますが、スクールはもりもり開催中!
* 年末は12/31(日)まで、1/3(水)初漕ぎ、1/4(木)御岳山登山初詣、講習は1/5(金)からです。
講習スケジュール* 宿泊、ギアのお受け取りもできますので、遠方からの参加もウエルカムです~。