スイープストローク、フォワードストロークともに、ストロークの後半部分をもっと使えるようになると、ワンパドルで大きくボートを動かせるようになります。
● スイープストローク
ブレードがスターンの近く、6時あたりの30センチがよく効きます。
あわててしまうと、ブレードを3時/9時付近で上げてしまいがち。
● フォワードストローク
腰よりうしろの部分を手で引いてしまいがち。
パドリングの後半にも上体を旋回できるようになると、体幹を使って漕ぐことができます。
そうすると、同じひと漕ぎでも進む距離が大きくなります。
流れの強いところ、不意に回されたりふらついたり感じるところでこそ、落ち着いて後半部分を漕げるようになるのが理想。
そのためには、無意識に後半部分をしっかり漕げるように普段から動くクセをつけるといいです。
意識しなくてもできるくらいになっていると、とっさのときにも身体が勝手に動いてくれます。
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一年ぶりに参加のI夫妻と、シーカヤック歴10年初グラ参加のSさんの3名でした。
Iさん、後半のパドリングの効く感じがわかってきましたね。
Tさん、逆らわない川下りで安定していました。あとはスピードを付けられるようになると最強ですね。
シーカヤックを漕いでいたSさんは、旋回動作の可動範囲が大きいです。ただ、身体が後ろに倒れすぎると回らないので、身体を起こし続けられるといいですね。
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水位の低い今なら、パドリングもしっかり練習できます。
川下りは、流れ入門~中BCクラスまで、レベルに応じた内容で掘り下げてやってます。
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