初心者と熟練者の違い。
そのうちのひとつ、視界の広さ。
見えている情報量が違うので、判断力に差が出ます。
広く見られると、情報量が多い。
進行方向に岩があれば、早めにわかるほど判断に時間をかけられます。
逆に視界が狭いと、周りの状況が察知できないので、いきあたりばったりの判断となってしまいます。
普段の生活で忙しいひとって、もしかしたらこの状態なのかもね。
先のようすがわからないまま、目の前の処理だけで時間が終わってしまう‥みたいな。
視界をを広くして、俯瞰してものごとが見られるようになりたい。
先の見通しがつくと、やるべきこととやらなくていいことも判断できるようになります。
視界の広さは、訓練次第で身につくことだと思います。
まずは「広く見よう」と意識すること。
陸上からスカウティングするときには、「見渡す」。
それと同時に、気になるところは細部もしっかり見たい。
流れの上では、広く遠くまで「見透かす」。
目の前に岩があっても、先行してその向こうを見ていくような気持ちで。
広い視野は、川の上だけでなく日頃から気にしたいですね。
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下流コースは余裕をもって下れていたので、今回は上流のタテチン~沢井のコース。
初めてのコースは、ボートの操作もしなくちゃいけないし、状況判断もしなくちゃいけないしで、気が急きますね。
場数を踏むと、だんだんと冷静に判断できるようになってきます。
また2月にお待ちしています!
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水位の低い今こそ、基本の見直しをしましょう。
ある程度川下りに慣れている人対象の「
中Bクラス」、
静水でみっちりパドリングを磨く「
静水ドリル」もおすすめです。