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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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パドルの持ち方を変えると、肚で漕げる

パドルの持ち方は、いろんなポイントがありますが、体幹のチカラを活かすには、
 もし二本の指だけで持つとしたら、どれとどれ?
がわかると、パドルからボートに伝えやすくなります。

一般的に、ものを持つときにイメージするのは、
 親指と人さし指
だと思います。

残念ながらこの二本の指で持つと、腕だけで動かすパドリングになります。

実験してみると、一目瞭然。
親指と人さし指で持つと、押すのも、引くのも、どちらもチカラが入らないです。
チカラが入らないということは、強いチカラも出せません。

身体にムリなく漕ぐには、身体の中心からチカラを出せるように握りたいですね。
そのためには、フェザリングがとにかく大事になりますー。
(フェザリングについては、こちら http://gravityjp.exblog.jp/26261543/ )

親指と人さし指で握ってしまっているひとは、このフェザリングができていません。
中上級者でもできてないひとを見受けます。

肚のチカラをムリなく伝えやすいフォームにしていきましょう。

***

雪の予報がなくなって、朝はうっすらと太陽が見えました。
昼頃からは空気がひんやりしてきました。
パドルの持ち方を変えると、肚で漕げる_e0008207_19202331.jpg
初級クラスを開催。

S水さん、前回に比べて見違えるくらいに体幹がしっかりできていました。
訊いてみると、ピラティスで教わった呼吸を使ったトレーニングをしているそうです。
重心もどっしりとして、体幹を使って漕げていました。

S藤さん、体幹はしっかりしているはずなので、とにかく「フェザリング」をクセにしましょう。
それさえできれば、肚で動かす感覚が身につきますよ。

***

グラビティは、冬もモリモリ講習をしています。
水位の低い今こそ、基本の見直しをしましょう。
静水でみっちりパドリングを磨く「静水ドリル」もおすすめです。


by gravity-jp | 2018-01-05 14:03 | パドリング
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