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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

gravityjp.exblog.jp

世界の川を旅したい

日差しが一日、一日強くなってきて、春を感じられるようになりました。
今年は春が早いようで、白梅が早くも咲き始めました。

初心者体験クラス と初級クラスを開催しました。

体験クラスに参加してくださったうちの一人は、海外旅行が趣味の方。
あまり一般的に行かないようなところでウオーターアクティビティやカヤックを体験してきたのだとか。

一番印象に残ったのは、オーストリア北部を水遊びをする6日間のツアーだそうです。
バンに乗って移動しながら、キャンプしたり、一緒にご飯を作ったりしながら、湖や川などで遊ぶパックツアー。
国立公園もたくさん行程に入っていて、景色や体験がすばらしかったそうです。
現地で6日間って、なかなかとれないですもんね!

今回は、前日に奥多摩のむかしみちをトレッキング。
奥多摩で一泊して、グラビティの体験カヤックに参加。
そのあとは青梅の昭和の町をぶらりと散歩する予定。
もりもりですね。

***

グラビティで乗るのは、リバーカヤック。
観光地で乗るカヤックと違って、すごくすごく(←ここは強調しておきます)回転しやすいボートです。

なので、乗ったことのある方でも、始めは戸惑うかも。
(むしろ乗ったことのないほうが、違和感なく乗れたりします)

はじめはなかなか真っ直ぐに進めないのですが、
「まっすぐに進まない」
というのがわかると、まっすぐに進めるようになります。
禅問答みたいですね。
世界の川を旅したい_e0008207_17562934.jpg
(シロマルのポーズ)
というわけで、後半は自在に動かせるようになって、湖面を散歩。
カルガモも近くまで寄ってきたりして、春の湖を楽しみました。

***

白丸湖は、春から夏に向かうときが景色の変化があって、おすすめです。
桜、新緑、フジ、ニッコウキスゲ、ギボウシ、やまゆり、白百合などなど、花が週替りに咲きます。
また漕ぎにきてくださいねー。

# by gravity-jp | 2019-02-24 17:41 | 始めたきっかけ

失敗したときの立ち直り方

「失敗」って悪い事のように思いますが、ものごとを習得する上ではとても大事なもの。
いい方向へと繋げられれば、それは失敗から「経験」になります。

カヤックで、あーやっちゃった‥と思うのは、「沈(ちん=ひっくり返ること)」ですね。
沈したときに、

 なぜ沈したのか。
 では、どうやったら沈しないのか。
理由を考えて、対策を講じたいですね。

沈は、車の事故と一緒でいくつかの原因が複合的に重なったときに、起こります。
なので、すべてが完璧にできなくても、回避できます。

沈するときは、
 真ん中に乗れていない
 ボートが止まっている
 パドルが水に入っていない
 ボートのデッキ側に水を受けている
などが主な原因。

緩やかな流れでは、このうちにひとつふたつができていなくても、案外沈はしないもの。
(難しい流れになるほど、すべての要素が必要になってきます)

***

そして‥
沈したあとの態度がとても大事です。

攻めていけるのか。
真ん中に乗れるのか。

特に「攻め」の気持ちが足りないと、グズグズになりがち。
沈したあとは、たいがい「腰がひける」状態になっちゃってます。
昔のひとはほんと、核心をついていますね。

腰が引けていると真ん中に乗りきれないので、さらに不安定になります。
沈したあとの気持ち、大事ですー!

失敗したときの立ち直り方_e0008207_21491334.jpg
流れ入門クラスをやりました。
沈しても、へこたれない!

***

グラビティでは、失敗を恐れずにガシガシ漕げます。
ウエアのレンタルも、3月中は無料です。

# by gravity-jp | 2019-02-23 17:30 | 学ぶ

カードを差し込むように

カヤックで大事なのが、重心の位置と水のキャッチ。

今回の初級クラスは、「水のキャッチ」をやりました。

キャッチはできてるつもりでも、意外と潰すか逃がすかしてることが多いです。
焦ったりすると、さらにそうなりがち。

キャッチしてる感覚は、なかなか説明が難しい。
感覚的にすっとわかるひとと、言葉を尽くしてもなかなか伝わらないひとと。
周波数がちょうど合うと、わかってもらえるみたいです。

感触でわかるには、熟練度もあるかな?
ブレードが自分の腕や手の延長と思えるくらいになっていると、感触の違いがわかってもらいやすいです。
打楽器をやっているTさんは、その点はすごく感度が高かったです。
何か道具を使って繊細にやっているひとは、パドルを伝って感じるセンサーの目盛りが、すごく細かいのだと思います。

あ、余談ですが、わたしはチェーンソーで皮一枚を残して切れます!
道具から伝わる感触の違いがわかるんです(^^)
わはは、ほんとに余談ですけどね。

‥ということで、いろんな表現をしています。
以前は、水面近くに浮かんでいる水の玉をブレードで捕まえにいくかんじ、と表現しました。

今回はブレードを水に入れる感覚を、
 スリット(すき間)にカード(=ブレード)を差し込むようなかんじ
と伝えてみました。

ブレードの角度が鋭角だったり鈍角だったりすると、スリットにつかえてしまってカード(=ブレード)を差し込むことができません。
なので、刺し入れる角度を繊細にコントロールするのが大事なんです。

***

納得のいくまでじっくりと漕ぎました。
耳をすますように、手の感触を研ぎ澄ます。

カヤックはバランスもとり、水もつかまえ、ボートに当たる水をコントロールする。
やることがたくさんありますが、ひとつひとつの感度が高くなってくると、ボートを自在にコントロールできるようになってきます。
まだまだ、楽しみはこれからです!
カードを差し込むように_e0008207_19101363.jpg
天気がよくて、動くと暑いくらいでした!
2月は「光の春」というそうです。
太陽のチカラがだんだんと強くなってきていますね。
春はもうすぐ。

***

初心者も、中級者も、じっくりと練習できます。

# by gravity-jp | 2019-02-13 16:35 | パドリング

失敗は早めにやっとくといい

流れ入門クラス
参加のHさんは、前回しっかりとコントロールできていたし、マンツーマンだし、ということで、川下りしてみました!

前半は、基本のおさらい。
主に練習したのは、①行き先を見ることと、②曲げることのふたつ。
川下りでとても重要なポイントです。

そのあとは、緩やかな流れで③止まる練習。
流れのないところを目指して進み、ボートを止めます。

ちょっと慣れてきたあたりで、沈!!
川下りの経験があるひとならわかるのですが、エディライン(流れているところと止まっているところの間)でボートが完全に止まってしまい、ひっくり返りました。

そのあとも何度か流れに出て練習。
ひっくり返りそうなかんじ(Hさんは「ふわっとする瞬間」と表現していました)が何度かありましたが、そのあとはひっくり返らずに対処できていました。

一番の対処方法は、ボートを動かし続けること。
ボートが完全に止まったときに、バランスを崩します。
とにかくパドルを動かして、前へ進めるようにするといいです。

気持ちも整ってきたところで、いざ川下り!

陸からはなかなか感じにくいのですが、いざ流れに乗ってみると緩やかに見えてもけっこうなスピード感があります。
早め、早めに準備する必要があります。

そして流れの集まったところで・・見事クリア。
前半にひっくり返ったときの「ふわっとする瞬間」がわかったので、パドルを動かしたとのこと。
ひっくり返ったからこそ、対処方法も身に着けたと言えますね。

***

カヤックに限らず、新しいことを始めると誰でも初心者。
できないこと、わからないことがたくさんあります。

じゃんじゃん失敗していくといいです!

失敗すると・・
 今の限界値がわかる
 できていないポイントがわかる
 できるだめのコツがつかめる
などなど、うまくできているときにはわからない発見がたくさんあります。

ソロリソロリと、失敗しないようにうまくやろうとするよりも、間違ってもガンガン動かしたほうが学べることが多いですよ。
失敗するのは、動けているから。

失敗を楽しんでやっていきましょう!

***
失敗は早めにやっとくといい_e0008207_15552808.jpg
ゴール地点にはまだ、前日に降った雪が残っていました。

***

グラビティは、もりもり講習をやっています!
レンタルウエアを着れば、案外寒くなく漕げますよ。

# by gravity-jp | 2019-02-10 16:19 | ダウンリバーテクニック

MTBとカヤック。

中BCクラスを開催。
太郎さん講習でやった「当てに行く」をやりました。

流れの強いところで、安定よくボートをコントロールするには、自分から積極的にボートを当てに行くといい。
MTBで、バーム(コーナーの立ち上がっている壁)に当てに行く間隔に近いかな?
真ん中に乗る、スピードをしっかり出す、当て込むタイミングなど、すごく似てる気がする。
特にスピードがないほど、ターンもしづらいところは、カヤックと一緒。

そうそう、Aさん情報なのですが、今は後ろタイヤをずらすターンが流行っているらしい。
トレイルが削れてしまうので、あんまりよくない気がするんですけど‥。
カヤックと同様に、テクニックって変わるものですね。

***

前半は静水でボートを積極的に動かして、自分から当てに行く感覚を。
そのあと、ダウンリバーしながら流れに当てに行く動きを。

当てるコツがわかるようになると、不安定さがなくなって、流れの強いところ、白い波も攻められるようになってきます。
リズムよくバンバン当てられるようになると、ダウンリバーがめちゃくちゃ楽しくなります。
MTBとカヤック。_e0008207_23493208.jpg
なぜかこんなに寒い日に水に入っているひとが(笑)。

Sさん、当てるタイミングがすごくよかったです!
ダウンリバーの安定感が増しましたね。
Aさん、後半は当てるのに慣れてきて、余裕が出てきましたね。
Sさん、後半はちょっと疲れちゃったかな?次回はスイープストロークのウオーミングアップも欠かさずやります。

***

グラビティは、春を感じるようになってきた2月もモリモリ講習を開催!
上達の壁を感じる中級者向けのコースも充実しています。
お申込みの際に、ご経験とやりたいことをおしらせください!

これから始めるクラスもモリモリやってます。
今の季節はほぼ貸し切りなので、ゆったり&みっちり練習できますよ。

# by gravity-jp | 2019-02-03 21:24 | ダウンリバーテクニック