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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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あわてない、あわてない

朝からいいお天気。
霜が降って朝は真っ白でしたが、日が上がってくると日向はポカポカでした。

-2.45@調布橋。
中Bクラス
みなさん漕げる方たちだったので、上流コースへ行きました。
ただ、今日はクリスマスカップという草レースが開催されていたため、洞窟からスタート、沢井までのコースです。

前半は基本ストローク。
特にフォワードストロークをやりました。

スイープストロークもフォワードストロークも、手で漕ぐのではなくて、体幹で漕ぐ感覚を身につけたいです。
体幹で漕ぐためには、ブレードを入れる場所や胴体の動かし方がコツ。
特にパドリングの後半の動きを身につけられると、ワンパドルでぐぐっと大きく艇を動かせるようになります。

後半は流れへ。

エディラインの強いところでは、越え方を練習。
越える向きやラインの意識、パドリングのタイミングやストロークのしかたなどなど、ポイントがわかると角度をコントロールしながら越えられるようになってきます。

そしてダウンリバー。
初めて下る区間は新鮮ですね。
流れの選び方やコース取りなどもわかるようになると、下りやすくなります。
(瀬ごとに解説)

***
上流コースは、落差のある瀬や流れのはっきりしたエディなどが多くあります。
白く波だっている瀬もあって、緊張しますね。

そんなときに気にしたいのが
 「あわてない」
ってこと。
逆に、ゆっくりとしたリズムで長く大きなパドリングを心がけるといいです。

ゆっくりのリズムで大きなパドリングをすると、ブレードがしっかり水に入って、艇を確実に動かすきっかけとなります。
そして水をしっかりつかまえられると、艇が安定します。

また、ゆっくりのリズムでパドリングをすると、水の動きを感じ取りやすいです。
そうすると、漕ぎ始めのタイミングもとりやすいので、回されたり、ぐらついたりしにくくなります。

流れが速かったり複雑だったりするようなところでは、「どこにパドルを刺すか?」ってことがかなり重要なのです。
あわてて速いリズムでパドリングしてしまうと、刺すべき場所を選べないままにパドルを動かしてしまいやすいです。
ゆっくりのリズムを作れると、心の余裕もできるので、視界も広くなりますね。

鵜の瀬を下るA部さん、かっこよかったです。
逸る心を落ち着かせてゆっくりのリズムで漕げていました!
by gravity-jp | 2010-12-19 23:14 | カヤック講習
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