いよいよ冬も本格化してきて、ドライジャケットやドライスーツが必須となりました。
今回は、手首や首をシールしているラテックスの話。
保管方法や手入れなどを注意すると、もっと長持ちさせやすいです。
①
着方、脱ぎ方爪をたてない!っていうのは常識ですね。
さらに着方、脱ぎ方を注意すると、長持ちさせやすいです。
首:
着るときには、両手でラテックスの端を開いて頭を通すようにします。
力がない人は、ストッキングなどをあらかじめ被ってから頭を通すようにすると、スムーズです。
脱ぐときは、両手でラテックスの端を開き、鼻の上まで上げます。
そのあと頭を抜くようにすると、ひっかかりなくスムーズです。
手首:
着る時も脱ぐときも、片手でラテックスの端を持ち、広げるようにしながら着脱します。
広げないまま手を通したり抜いたりしないようにしましょう。
②
保管方法ラテックスは紫外線に弱いです。
なので、使ったあとに干すときにも日陰干し。
・・これはみなさんご存じですよね。
保管場所は、日陰だからといっても油断ならないんです。
室内保管でも、明るいところでハンガーなどに吊るしておくと、それだけで劣化しちゃいます。
用心!用心!
わたしも失敗したことがあります。
新品をハンガーにかけておいて1-2か月。
光が当たっている部分が白く硬化してました(涙)
しばらく使わないときには、押入れなど暗い場所に保管したほうがいいです。
③ お手入れ
ラテックスの敵は光以外にもあります。
それは、皮脂などの汚れ。
日焼け止めやファンデーションなどもそのままにしておくと劣化の原因となります。
着るたびに洗うのが理想ですが、ふき取るだけでも違いがあります。
また、劣化防止に「シールセイバー」という劣化防止剤もあります。
潤滑オイル的なもので、ひび割れなどを防ぎます。
(ちなみにグラビティにも在庫あります!)
④ それでも劣化しちゃったときは・・
劣化すると、細かなひび割れや伸ばしたときの妙な感触(ニュルっとした伸び具合)が出てきます。
劣化部分の範囲が小さいときには、その部分だけを切り取る、というのもアリです。
まあ、いつ切れるかはわからないので、予備のジャケットは持っておいたほうが賢明ですが^^。
⑤ 切れてしまったら‥
ラテックス交換となります。
ラテックスのパーツを買って自分で貼り替えるか、輸入元もしくは製造元の会社で修理を依頼するか、のどちらかの方法があります。
交換修理対応可能かどうかは、購入したショップに問い合わせるといいですね。
メーカーによって交換できなかったり、交換の料金に違いがあったりします。
ちなみに、下記ブランドはそちらで修理をしてくれます。
シークトルース:シークトルース、サンディライン、YAK、(ボンバー:輸入していた時期のもののみ)
高階救命器具:パーム、ブルーストーム、(スイート:昨年8月までのもの)
モンベル
パダゴニア:パタゴニア、ロータスデザイン
グラビティでも修理を受け付けています。メーカーによって、料金に違いがあります。
御岳で引き渡し&受け取りができます。
グラビティへ直接お送りいただければ、修理ののちご指定の住所へ発送します。
ラテックス交換のパーツも取り扱っています。
ラテックス修理やパーツについては、気軽にメールまたは
問い合わせフォームにてお問い合わせください。