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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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傾けとエッジ

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朝からいい天気。
今年一番の寒気団だそうで、最低気温を更新しました!
気温は低めですが、日中は風がなくてぽかぽかでした。

-2.50@調布橋。
中Aクラスを沢井から軍畑コースで開催しました。

参加されたのは、オーストラリアに留学中のTさんと、5年ぶり(?)にカヤック再開のKさん。
流れの基本「止まる」「横切る」を練習したあと、約2キロメートルのダウンリバーです。

***

Tさんは、シーカヤックを普段漕いでいます。
傾けについての質問がありました。
シーカヤックとリバーカヤックは、傾け方が大きく違うのですよね。

その理由は、ボトムの形状にあります。

シーカヤックは、ボトム中央にはっきりと筋が通っています。
この筋があるので、直進性が高まります。

回す動きのときには、この前後を貫いている筋がジャマをするのです。
なので、シーカヤックでは回転の外側を下げるように傾けます。
もしくは、スイープストロークの前半と後半で傾けを変える場合もあります。
どちらの動きもキールライン(ボトム中央にある筋)が回転のジャマしないようにするためです。

近年のリバーカヤック(プレイボート)は、ボトムがフラットで、左右に筋(;エッジ)があります。
なので、フラットに近い傾けで回すと、滑るように艇が回転します。
そのほか、カービングターン、ピポッドターンなど、左右どちらかのエッジを立てて横滑りしないように回す方法もあります。

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リバーカヤックはエッジの使い分けができると、動きの精度が増します。
エッジを引っ掛けないようにフラットに滑らす、水に食い込むようにエッジをしっかりと立てて走らす、など状況に応じてきるといいですね。

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by gravity-jp | 2015-02-10 16:28 | カヤック講習
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