安定して流れの中でコントロールするには、ブレードを水に入れ続ける意識がだいじ。
「そんなのあたりまえじゃん、いつも入れてるよ」
と思っていても、無意識に抜いちゃってる場面が案外あります。
例えば、パドルを刺し変える瞬間。
短いストロークでたくさん漕ぐと、ブレードを上げている瞬間をたくさん作ってしまうので、グラっときたり、いきなりキョロリと回されやすいです。
カヤックに慣れていないひとに多いのですが、バランスを崩したときに、パドルを上げて立て直ししようとするのも、パドルが上がっちゃってる時間です。
いいタイミングでブレードを刺そうと、待つときも上がりやすいですね。
そんな場面でも水にブレードを入れ続けるのが、今回の課題です。
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午前中は、静水でブレードを入れ続ける動きの確認。
● まずはスカーリングでボートを横移動することから。
ボートが回ったり、手ごたえがスカスカしないように一定の水圧をブレードに感じて、真横へ移動できるようにしたいです。
● 次に、スカーリングの動きを応用した回転。
ボートをパドル側、パドルとは逆側へ回す方法です。
これができると、ボイルのきついエディの中などでも、ブレードを一切上げずにボートの向きをコントロールできるようになります。
● ブレードで水をスライスして、まっすぐ動かすラダー。
流れの複雑なところや変化のあるところで使うと、回されにくくなります。
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午後は実践。
フェリーグライド、エディキャッチしながら、スライスの動き、スカーリングの動きを応用しながらボートをコントロールしてみます。
ラダーは、サーフィンのエントリーや切り返しでもよく使う方法です。
ラダーを使えるようになると、角度のコントロールがラクになるので、エントリーの失敗が少なくなりますね。
ブレードを水に入れる感覚、意識してみてください!
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