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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

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点と線

中BCクラス
梅雨寒で、しっかりジャケットを着ないといけない寒さでした。
かんじんの雨が降ってないんですけどね。
雨よ、降れふれーー!
点と線_e0008207_09514901.jpg
今回は久しぶりに参加のOさんと、先週に引き続き参加のOさんのおふたり(二人ともOさんだ(笑))。
久しぶりなので、午前中は、静水で基本ストロークをおさらいから。

***

今回は、リクエストが「鵜の瀬のエディキャッチ」だったので、ライン取りと重心のことを中心に練習しました。

重心をボートの真ん中に保つには、体軸のイメージがあると、やりやすいです。
重心から立ち上がっている体軸を中心に旋回する動作をすれば、重心の位置がぶれにくくなります。
これはダウンリバーに限らず、スポットプレイでも一緒ですね。

スイープストロークとフォワードストロークの一番の違いが、
 点でとどまるか
 線で動かすか
のところ。

点でとどまって旋回すれば、回転の動きになります。
線上を移動しながら旋回すれば、前へと進む動きになります。

この感覚の違いがわかると、旋回の動作をしても、ボートはキョロキョロしないでまっすぐ前へと進められるようになります。
また、旋回の動作ができると、「タメ」が作れるので、パワフルなフォワードストロークも可能になります。

***

エディキャッチで大事なのが、重心を移動させる「線」をどう引くかってこと。
線がぼんやりしていたり、適切なラインを描いていなかったりすると、流れに翻弄されやすいです。

線ははっきりと。
慣性の方向を考えて。
エディラインを越える線は、つき抜けるように、角度も作って。

小さなエディをねらうときには、ボイルのトップに向けて、線を引きます。
これがエディライン上で線が途切れてしまうと、エディラインでボートが止まってしまうので、エディに入りそびれてしまいます。

鵜の瀬エディに確実に入ってボートを止めるためには、エディラインをつき抜けるように。
なおかつ、行きすぎないように、ボイルのトップを終点にして線を引けるといいです。

***

Oさん、惜しかったですね!
次こそは、ばっちりでしょう。

***

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by gravity-jp | 2017-06-13 16:15 | ダウンリバーテクニック
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