岩が立て込んだり、瀬が長いときには、次から次へと判断しなくちゃいけないことが現れてきます。
視界が狭いと、とっさに判断しなくちゃならないので、忙しくなります。
できるだけ、視野を広く。
陸上からスカウティングした場合には、頭のなかに俯瞰した川のようすを思い浮かべられるといいです。
グーグルマップで現在地を確認するようなイメージです。
ある程度広い範囲でグーグルマップを見ておけば、多少曲がる角が違っても、最終的に目的地へ到着することができます。
俯瞰して考えられると、帳尻合わせしやすいのです。
また、知らないところへ行くときにグーグルマップのストリートビューを予め見ておくと、迷いにくいのと一緒で、下っているイメージをシミュレーションできると、あわてずにいられます。
川下りに慣れてくると、だんだんとグーグルマップの俯瞰したかんじと、ストリートビューで実際に見える景色とのリンクができるようになります。
なので、一度下ったことのある川は、あわてにくいんですよね。
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今回参加のTさんは、沢井~軍畑コースを下るのが2回目。
なので、前回よりも落ち着いてコース取りできていました。
何よりスイープストロークがしっかりしているので、ボートコントロールがばっちり。
後半は、先頭を漕いでもらいました。
自分の判断で、深さがあって下りやすいルートを選んで下れていました。
次回は違う区間へ行ってみましょうか。
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水位の低い今こそ、基本の見直しをしましょう。
ある程度川下りに慣れている人対象の「
中Bクラス」、
静水でみっちりパドリングを磨く「
静水ドリル」もおすすめです。