静水ドリル。
例えば、
「黄色いゾウのことを考えないでください」
と言われると、
黄色いゾウのことを考えてしまうでしょう。
同じように、手で漕がないようにしよう‥といっても、なかなか難しい。
手で漕がない、と意識すればするほど、手が気になってしまいます。
そこで、
「ピンクのクジラを考えてください」
と言ったほうが、
黄色いゾウのことは思い浮かばなくなりますね。
手で漕がない、と考えるよりも、別のところを意識したほうがよかったりします。
そんなわけで今回は
「脚を使う」
を意識してみました。
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上半身に比べて、下半身の筋肉が大きいです。
なので、脚を使う意識を持つと、もっと力強く、モリモリボートを動かせるようになります。
やったのは、
・足を使うための2つの準備
・どっちの脚を使うと、ボートが大きく動く?
などなど。
脚を使う意識を持つと、自然と手漕ぎじゃなくなります。
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今回参加したIさんは、スキーも滑る方。
脚を使ったフォワードストロークは、「スキーのプルークに似てる!」と発見がありました。
こうやって自分の得意なスポーツとつながってくると、カヤックもぐっと楽しくなります。
Tさんは脚を使ったパドリングで、ぐっとスピードが増しました。
腕力がない女性は、下半身を使えるようになるとラクにボートを動かせるようになりますね。
自宅近くでも漕いでみてください!
次は川下りのクラスでお待ちしています!
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グラビティは冬もスクールを開催!
パドリングの基本を見直す「
静水ドリル」は、ひっくり返らないので寒くなく練習できます。
そのほか、
川下りをする中級クラスもおススメ。