突然ですが、テレマークスキーはなぜ足を前後にずらしているのか。
考えたことはありますか?
たぶんいろんな理由があるのだと思うのですが、まず第一に前後のバランスをとりやすいんじゃないかと推理しています。
左右の足を揃えてしまうと、かかとを固定してないテレマークスキーは前へつんのめってしまいます。
もう何年も前のことなのですが、テレマークスキーをしてひらめきました。
これをヒントに、カヤックの安定感を増す動作につながりました。
コツは、ボートと正対しないってこと。
バウが時計の12時だとしたときに、胸の向きが12時になってるのが、正対した状態。
身体が前後に大きく倒れます。
バウに対して胸の向きが10時/2時もしくは9時/3時にして、上体が斜めになった状態にする。
そうなっていると、前にも後ろにも身体が倒れにくくなります。
パドリングは、立ち上がっている体軸を中心に水平方向に回転する動きです。
なので12時に胸が向いている時間は、ほんの一瞬のはず。
流れに出るとき、波を超えるとき、段差を落ちるときだけでも、ボートに正対しないように身体を向けられると、やられにくくなります。
バランスを保てるだけでなくて、パドリングも力強くなってスピードが増すので、さらにさらに安定感が出ますね。
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中BCクラス。
12月とは思えないくらいに温か。
木々の葉っぱは散ってしまいました。
ほぼ2時間、静水でスイープストローク。
そのあと、ダウンリバーしました。
回されない、重心が真ん中に保てる、段差でもコケないなど、気持ちよく下れました。
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