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グラな日々 -カヤックを趣味にしよう。コツやモノについてのあれこれ-

gravityjp.exblog.jp

道具は身体の延長だから

最近、室伏広治の「ゾーンの入り方 (集英社新書)」を読みました。
(詳細は画像をクリック!)
薄い新書ですが、この1冊で5冊くらい本を書けそうなくらい、内容が濃かったです。

室伏広治はハンマー投げの選手で、オリンピックで金メダルを2回、とっています。
トップ選手に比べると身体が小さいため、いろんな工夫をしたそうです。
その工夫のひとつひとつが独創的で、とても参考になります。

その中で、記録が伸びた方法のひとつが、
 道具を大切にする
でした。

競技で使うハンマーを手入れするようになってから、道具が自分の身体の延長として感じられるようになったとか。
たしかに、上手なひとはみんな、道具をすごく丁寧に扱います

でも逆にそれは、上達して道具が自分の身体の一部に感じられるから大切に扱うようになった、とも言えるのかも。
実際に、腕や指先の延長であるパドルを、放り投げたりできないですもん。

だから、うまくなりたいひとは道具を大事にするといいでしょうし、道具を大切に思うようになったら、上達したんだなと考えてもいいのかも。

レンタル道具も大切に扱ってくださいね♥

***

中Aクラスを開催。
天気がよくて、日向はポカポカでした。
道具は身体の延長だから_e0008207_20101413.jpg
午前中は静水と緩やかなところで基本のおさらい。
特に今回は、流れを横切る動き(フェリーグライド)をやりました。

流れに入るときに、回されてしまうときと、回されずに気持ちよく渡れるときと。
その違いがわかってくると、ボートのコントロールが確実になります。

できるときとできないときの違いを探っていくと、Oさんの場合、2つのポイントがありました。
ひとつは、 流れに対するボートの角度
もう一つは、 タイミング
このふたつがうまくできたときに、気持ちよく流れのチカラで渡っていけます。
できていないときに、回されたり、渡るのにモタモタする感覚があります。

それは、流れの強さや速さなどで場所場所で違いますから、いろんな場所でいい角度&いいタイミングを探りながらやってみるといいです!
経験値を上げることで、ボートの操作が直感的にできるようになっていきます。

角度とタイミング
それはただ単に流れを渡るときだけでなくて、いろんな場面で生きてきます。
いい感覚の割合を高めていけるといいですね!

後半は、川下り。
角度やパドリングのタイミングに加えて、ボートを積極的に動かす、というのも重要。
岩の立て込んだ流れ、落差のある波の高い瀬、岩に流れがぶつかっているところなど、難易度の高い流れでこそコントロールしやすくなります。

今回は川下り2回め。
ノー沈脱で終了!
次回は中Bクラスでお待ちしています!

***

グラビティは、冬もモリモリ講習を開催中。
川下りに慣れていない方を対象とした中Aクラス、ある程度経験のある方を対象とした中BCクラスなど、少人数でのレッスンを受けられます。
御岳は冬の推移になると、練習しやすいエディや流れがたくさんできます。
基礎をきっちり理解できると、流れの強いところで応用しやすいですよ!

経験のある方は、お申込みの際に①具体的なカヤックの経験、②乗っている場所、③やりたいこと、④やれるようになりたいことなどをおしらせください!

# by gravity-jp | 2019-02-02 20:07 | ダウンリバーテクニック

動きにメリハリをつけたい!

先日実家で、大きな鉢植えの移動を手伝いました。
わたしの母は70歳を超えているのですが(身長152センチ、小柄です)、その重い鉢をひゅっと持ち上げます。
自分で「いち、にの、さんっ」と掛け声をかけて一気に。
日頃身体を動かしているわたしよりも、ずっと楽に持ち上げているように見えました。
メリハリのある動きは、母のほうが上手だったんです。

そこで母に負けないメリハリをつけたいと思って、パドリングを変えてみました。
アドバイスをもらったのは、スイートパドルのもっちゃんです。

カヤックでメリハリをつけるにも、この「いち、にの、さんっ」の感覚が大事なんですね。
お腹のチカラを一気に伝えたいのは、水をキャッチした瞬間。
メリハリがついてくると、フォワードストロークもスイープストロークもボートがぐんぐん動きます。

このメリハリがわかると、ボートを立たせるときにもチカラが流れずに、きゅっと動かせるようになってきます。
フリースタイルの練習のときにも、ウオーミングアップでフォワード、バックストロークでこのメリハリ感のあるパドリングをやってから始めるといいですよ。

***

中Cクラスを開催。

メリハリのあるパドリングも練習。
フォワードストロークで練習したのですが、これは刺す動きでも一緒。
動きにメリハリが出てくると荷重がしっかりできるので、抜重もできるようになります。

ずっと刺し系の動きに挑戦しているKさん。
前回に比べて楽に動かせるようになっていました。
地道な練習の成果ですね!
動きにメリハリをつけたい!_e0008207_21212728.jpg
今回は、沢井から軍畑のコースを漕ぎました。
ダウンリバーのあと、ゴールの軍畑でタテ系の動き。

助走の必要がないので、エディラインを使えるようになるとたくさん練習できます。
助走は体力も時間も使いますからね。

水の力を借りられるので、力まずにラクに立つテクニックも身につきやすいです。

エディラインを使うコツは、対するボートの角度とタイミング。
静水では自分のリズムで動かせるのですが、流水では相手に合わせることも重要です。
ちょっと待ったり、リズムの変化をつけたり、その感覚を磨くこともできますね。

やってみてくださいね!

***

グラビティは、冬もモリモリと講習を開催しています。

タテ系の講習も、寒いけど、水が冷たいけど、やってます!!
今年のグラビティは、ちょっとだけ寒さに強くなってます(笑)

これから始めたい!という方向けの講習も開催中。
3月までは専用のウエアを無料レンタルしていますので、案外、暖かく漕げますよ。

# by gravity-jp | 2019-01-31 22:37 | パドリング

目的意識はヒトをダメにする

すっごい個人的なことなんですが、先日、
哲学カフェ@ハライチに行ってきました。
月に一回、哲学について語る会です。

今回のテーマは、
「目的意識はヒトをダメにする」。

えっ、目的ってあったほうがいいでしょ、と思いますよね。
よーく見てください。
ダメにするのは、「目的意識」です。

例えば、カヤックに乗って、あの場所へ行きたいとします。
「あの場所」が目的=ゴール地点。

そのときに、曲がってもなんでもいいので目的まで行ければ、それでOK。
水に浮かんでるのが気持ちいい!とか、おもしろいなとか、楽しめるといいです。

「あそこへ行きたい」と漕いでいるのに、思いのほか真っ直ぐに進めなくて、今の自分にダメ出しをしている
というのが目的意識で苦しくなってる状態?

目的意識にとらわれて、今は欠乏している状態だととらえると、今を生きられない。
完璧にできないとダメという思い込みが強くなってしまうと、なんだか楽しくなくなってしまいます。
あそこに行きたい、と思ったときに、ボートが曲がってイライラする、みたいな。

だから、目的意識にとらわれるのはよくないことなのかな?
‥なんてふうに、哲学でわかりにくいことをカヤックに例えて考えたのでした。

カヤック脳(笑)。

***

白丸はまだメンテナンスで利用できないので、今回は沢井のエディで漕ぎました。
冬型で北風は吹きましたが、日向はポカポカで暖かく漕げました。
目的意識はヒトをダメにする_e0008207_21501244.jpg

今回のテーマは、「水のキャッチ」。
水をいかにつかむか、をやりました。

カヤックは、水泳のクロールのように、水を捉えて、それをきっかけにボートを動かしていきます。
なので、水をとらえられないとボートが思うように動きません。

前回は右側の水がちゃんとつかめなかったために、パドルに体重を載せて沈してしまうことが何回かありました。
しっかりブレードで水をつかめるようになると、ボートの外に支えができるので、安定感も増します。

水を捕まえるためには、ブレードの角度がとても重要。
ブレードを水に入れるときに、スパッと抵抗なく入る感覚があると、水を捕まえやすいです。
反対に、ブレードの面に水圧を感じて、潰しているような、なでているような感覚のときには、水をうまくつかめていません。

まずはその違いを感じられること。
いい感覚とうまくできていない感覚の違いがわかってくると、だんだんとつかめるようになってきます。

パドリングのフォームに囚われていると、水のキャッチがしづらくなってしまいます。
例えば、腕を伸ばして遠くから捕まえる、とか。

腕を伸ばして水を捕まえようとすると、パドルが水面と水平の関係になるので、ブレード面で水をつぶす形になりやすいです。
パドルは垂直に近い形になっているほど、水をとらえやすいです。
なので、肘は軽く曲がって腕全体を柔らかく使えるような自由さがあるといいです。

***

水を掴む感覚ができてくると、ボートの進みがよくなったり、方向修正しやすくなったりします。
いい感覚がつかめてきて、厳密にまっすぐに進もうと思わなくてもOKです。
曲がったら直せばいい。
ひっくり返ったら泳げばいい。
くらいの開き直りがあると、気楽にのびのびと動くことができます。

水の上に浮かんで動かす感覚を楽しんでいきましょう!

***

グラビティは、冬もモリモリ講習を開催しています!

初心者はもちろん、壁を感じている中級者も歓迎します。
人数が少ないので、みっちり練習できますよ!

お申込みの際には、うまくできないこと、やりたいことを具体的におしらせください!
何がどうしてうまくできないのか、突破口を一緒に探しましょう。

# by gravity-jp | 2019-01-27 22:58 | パドリング

野球とサッカーとカヤックと

年が明けて、
「何か新しいことを始めたい!!」
「じゃ、カヤックをやってみよう!」

ということで、このクソ寒い中初心者体験クラスに来てくださいました!
(天気もよくて日向だったので、レンタルウエアを着ていたら、暑いくらいだったそうです(>ω<)よかった)

今回は、ひとりはサッカーの顧問先生、もうひとりは元野球少年。
ということで、身体を動かすのが得意なおふたりでした。

野球をしていたKさんは、体軸を中心にひねる動きがすごくキレイ。
スイープストロークではめちゃくちゃ身体が大きく回って、軸もぶれないです。
回す動きが使えるようになってから、楽にコントロールができるようになりました。
ボールを投げたりする動作と似ているから、やりやすいと話していました。

一方、サッカーを今もときどきやっているHさんは、重心が上にあって二軸が得意なかんじ。
いろんな動きを試してみて、自分なりに練習課題を見つけてモリモリ漕ぐタイプ。

チカラ加減の調整がとても上手で、初めてなのにボートコントロールがいいかんじにできていました。
聞くと、ボールを操る動作と、水を掴んでボートを動かす動作と関連性がみつかったそうです。

そうなんです!

やっている(得意だった)スポーツと似てる部分が見つかると、上達が早いんです。
たとえ球技でも、カヤックに通じるポイントがたくさんあるんですよ。
加えて、格闘技だって、楽器演奏だって、カヤックと似ているところがあります。
得意なことにリンクできると、発見がたくさんあって楽しくなりますね。

***
野球とサッカーとカヤックと_e0008207_22020226.jpg
白丸湖がダムメンテナンスで使えないため、沢井で漕ぎました。
後半は、ゆるい流れへも出てみました。
流れているところでも、静水でやったポイントができれば、コントロールしやすいです。

次回は、流れ入門クラスでお待ちしています!
リバーカヤックは、流れの中で漕いでからが、楽しさ本番です。

***

グラビティは、冬でもモリモリ講習を開催しています。
初心者体験もやっていますよ!
新しい趣味をはじめてみませんか。

上達の壁を感じている中級者も歓迎します。
お申込みの際に、カヤックの具体的な経験と、やりたいことなどをおしらせください!

# by gravity-jp | 2019-01-26 21:17 | 始めたきっかけ

沈しないで下りたい!

今回、グラビティの講習に初参加のTさん。
カヤック歴は昨年夏8月からの半年程度なのですが、ほぼ毎週のように漕ぎ、漕げない日はカヤックのためにジムで筋トレ×泳ぐ×走るを週に2回、やっているそうです!
そんな、カヤックにはまりにはまった方でした。

***

今回の目標は、沈しないで川を下るです。

川下りして転ぶのは、理由があります。

スピードがない
水の動いているところで動きが止まる
エッジに水を受けている
真ん中に乗れていない
‥などなど。
そのいくつかが組み合わさって転びます。

今回はその中でも重要な、
 スピードを出す
 真ん中に乗る
を重点的に練習しました。

***

真ん中に乗るためには、「腕で漕がない」こと。
腕で漕いでいるときに、重心がふらついてボートがバタバタします。

また、「スピードを出す」と聞いてやりがちなのが、速くパドルを動かす。
でも、腕でやっているとあまり効果がないです。

真ん中に重心を保って、勢いよくボートを動かすには、
 体幹を使う
のが大事です。

体幹を使って漕ぐと、腕や肩のりきみがなくなるので、重心位置が安定します。
また、使う筋肉の量が大きくなるので、ワンパドルで大きくボートが動いて、スピードを出しやすいです。

ということで、まずは体幹を使う練習。
負荷をかけて腕や方が痛くなったり、疲労感があるときには、腕漕ぎになっているということです。
お腹にズシッと重さを感じられるように、身体の動かし方をいろいろとやってみます。

いい感覚ができたところで、流れへ。
重心を真ん中に。
しっかりボートを前へと動かす。

スピードを出すためには、見る方向も影響します。
近くを見て全速力で走れないように、スピードを出したいなら、行き先に目を向けたいです。
反対に、近くを見ていると、ボートが流れの影響を受けて曲がりやすく、勢いも乗りません。

流れへ出るときにこそ、目線が重要です。

***

後半はダウンリバー。
沢井からスタートして、軍畑まで。

実際に川下りしながら、どこを見るべきか、深いところと浅いところの見分け方、などもやりました。
沈しないで下りたい!_e0008207_23074382.jpg
***

グラビティは、冬もモリモリと講習をやっています。
人数が少ないので、やりたいテーマをじっくり深掘りできます。

伸び悩んでる中級パドラーも歓迎します!
お申込みの際に、できないこと、できたらいいことを添えて、ご連絡ください。

# by gravity-jp | 2019-01-25 19:23 | ダウンリバーテクニック